新作が完成しました! 地元ロゼシアターの能楽の部で展示いただきました。 能「羽衣」より天女の舞を描きました。
技法は、右から 黄金背景テンペラ古典技法
油彩テンペラ混合技法
拭き漆&テンペラ技法
能「羽衣」の作品は卒業制作で80号の大作を描きましたが、 今回小品を3つの技法で描き分けて見ました。 技法は次回またご紹介いたしますね!
面にとても興味があるので、 また機会がありましたらもう少し大きな画面で内面まで描きたいと思います。
今回描いた面「増女」(ぞうおんな)は、制作者である増弥阿にちなんで名付けられ、小面、若女などのような可愛らしいさよりも気高く神聖で憂いを持つ女面です。
使用される曲目も女神・天女・神仙女等の曲に用いられています。 見るたびに心の内面の奥底を映し出すような表情がとても興味深いです。
今回頼まれて描いた作品でしたが、 久しぶりに日本の伝統美に触れ、日本の心を取り戻したように感じました。
貴重な機会をありがとうございました(^_^)
次回の作品は、今までなかなか完成できず途中になっている作品があるので 徐々に仕上げていこうと思っています。
昨日は完成までラストスパートでバテてしまいましたが、これからも無理せず少しづつ制作していきます。
いつも応援ありがとうございます(^_^)