1. ミラノ個展

  2. 松坂屋富士ギフトショップ2020「Presence~祈り」

  3. 松坂屋富士ギフトショップ2019  月下夢幻

  4. 弥勒菩薩

  5. ライブペィンティング

  6. Angel/天使

  7. worklist/Gallery

  8. 水月観音

  9. モナコ・日本芸術祭 2010 

  10. ローマ法王作品献上

  11. ニューヨークセーラムギャラリー/NY Caelum Gallery2020

  12. 上海風月舎個展

  1. Yuko Sagisaka PROFILE

  2. 美術評論/書籍/出版情報/メディア・ラジオTV出演

  3. Award/受賞

  4. Collection/ローマ法王/モナコ王室献上他所蔵作品

  1. Shop/gallery・作品購入/ご注文はこちらへ

  2. Tempera Art School

  3. 舞台美術・舞台映像/動画

  4. Produce / WonderRabbit Club

1.アグスティン・フランシスコ・マルティネス・カルバッホ
 マドリード・コンプルテンセ大学美術史学士 美術評論家、アルテ・ギア等各種美術書籍執筆、出版多数


芸術家・匂坂祐子の作品に示されているのは、夢と色彩と空想の世界。 『幸福への愛の虹(Rainbow of the love happiness)』は、バレリーナを描いたエドガー・ドガを連想させるような作品だ。彼女は、優れたデッサンにより、暗示的な雰囲気と象徴的な意味を持つ場面のバレエダンサーを捉えている。彼らは、雲や虹、そして愛に満ちたメッセージを伝える天使でいぱいの天国のような風景に包まれている。油彩とテンペラ、あるいはテンペラと金箔を組み合わせた技法を探求する匂坂は、優れた芸術家である。その成果は顕著であり、彼女の作品は、ビロードのような質感を手に入れ、パステル画のような柔らかい色彩的特徴を獲得している。

もう一方の『Eternal Wedding(永遠の愛の誓い)』と題された作品は、優れた造形的価値を持つ芸術作品である。匂坂は、美しい湖を背にして立つ2人のバレエダンサーを描いた。真珠のような白鳥はロマンチックな音色を届ける。さらに、匂坂は壮麗で神々しい風景を描き、優れた芸術作品に仕上げているのだ。

 

A world of dreams, color and fantasy is what is shown in the compositions of the artist Yuko Sagisaka. “Rainbow of the love for happiness” is work that reminds us of the ballerinas by Edgar Degas. Sagisaka, with her excellent dessin, captures ballet dancers immersed in scenes of a suggestive atmosphere and of a strong symbolic meaning. These dancers are wrapped in celestial landscapes filled with clouds, rainbows and angels that carry messages full of love.

Sagisaka is an excellent artist who investigates the technical procedure with a combination of oils and tempera or tempera with gold leaf. The result is striking and her compositions acquire a velvety texture and obtain soft chromatic qualities very similar to pastel paintings.

The piece entitles “Eternal Wedding” is an artwork of excellent plastic value that represents a couple of ballet dancers standing in front of a beautiful lake. The pearly swan adds a romantic note.Yuko Sagisaka describes splendorous and sublime scenes and delivers spectacular works of art.

Agustin Francisco Martinez Carbajo

 

 

2.美術評論家 デミトリス・ミタラス

天から与えられた画才が生む、慈愛の名画”  

全く新しいタイプの“宗教画家”の生誕に、我々は、今、立ち会っているのかもしれぬ。人類の未来が混沌とし、地球の命運がつき果てようとする世に、持てる画力を振って、そこに警世の祈りを込める。
 「運命の女神」は、どの民族にも共通する大地神ガイアのイメージに触発され、描かれたものだろうか。地球を愛でる“見えざる手”を可視化した、極めてメタフィジカルな名作である。この一作は正に、地球人類全てが敬仰せねばならぬ“祭壇画”の名に恥じまい。ローマ法王に献上された「復活・Resurrection」は、エルサレムの聖墳墓教会のイコンのようなあたたかさと、テンペラ画特有の陰影が相乗し、作家の新生面を拓いた一作と言えるかもしれない。日本人離れした感性の冴えは素晴らしいものがある。
 「天使」は、作家の麗質が集約された逸品。舞い降りた天使は微笑み、幸福を伝える。気高の眼差しに愛と平和への祈りがこめられた光の画である。

 

3.美術評論家 ばんのなおこ氏

匂坂氏の場合はラファエロの聖母子の作品との出会いが原点にある。 郷里の静岡県富士市で通った聖母幼稚園で出会ったラファエロの作品に感動したという体験が元になっている。感性的にかなり早熟だったと伺える。ラファエロは言うまでもなくイタリア盛期ルネサンスに活躍したダ・ヴィンチと並ぶ巨匠で、聖母子像や肖像画の気高い優美さで生命讃歌の調和のある美を象徴した、テンペラは十六世紀フランドルで油彩画が発明されるまで重要な手法であった古典技法で、フラ・アンジェリコや中世のビザンチンの聖母子などは代表的な作品例としてあげられる。現在では多用されなくなったテンペラ混合技法を駆使して現代の夢想の花を咲かせているのが匂坂氏である。

 今回掲載された9点の作品は、西洋のキリスト教観をベースにしたプリミティブな清らかな光にあふれている。テンペラは一般的に卵で顔料を練って作った絵具を用いる絵画技法である。
匂坂氏は本格的な卵黄テンペラによる黄金背景テンペラ技法と全卵テンペラにうよる油彩・テンペラ混合技法を用い、板を支持体として金銀箔や和紙のコラージュも取り入れている。言わば和洋融合とも言える。正統的な古典技法を踏襲しつつオリジナルな発想も付与されている。今回の作品中金銀箔や黄金背景テンペラが用いられ壮厳な輝きを映し出している。

 キリストやアダムとイヴという創世記の場面を今日的にアレンジした作品や優美な女性の肖像は永遠のテーマとなって、現代のヴィーナスとしてにこやかにほほ笑む。女性像のドレスや髪飾りなど小花が散りばめられた衣装の華やかさ。そして、現在最も主体的に描かれているのがバレエの美をモチーフにしたシリーズである。

 「Eternal Wedding」シリーズなどにあるように<永遠の愛の誓い>や<永遠の愛を込めて>など題材に美しい湖を背にして立つ二人のバレリーナ、純白の白鳥はロマンチックな舞台装置を背景に取り入れ永遠の愛を誓う夢想的な場面が音楽の流れにのって描かれる。そこには人間本来の躍動感が表されており優しさと希望が感じられる。 ハート型は、愛とともに真心、心のふれあいの象徴でもある。黒い地にくっきりと映されたハート型の画面によって国を越えて愛と幸福の願いが架けられる。愛のフローラ、徳と美を高らかにうたう生命讃歌は氏の作品にも通底する。

 匂坂氏はヨーロッパでも高い評価を受けている。少し紹介すると、海外の主な発表ではミラノのアルテジャポネ、モナコ・ジャパンフェスティバル他、イタリア、フランスなど数多くのフェスティバルに出品し好評を得ている。昨今ますます国内外の精力的な発表が続いており心技体の充実ぶりが伺える。透明感のある光沢に満ちた独自の絵表現の追求、幸福への愛の架け橋が国境を越えてますます飛躍されることを大いに期待したい。昨今ますます国内外の精力的な発表が続いており心技体の充実ぶりが伺える。透明感のある光沢に満ちた独自の絵の表現の追及、幸福への愛の架け橋が国境を越えてますます飛躍されることを大いに期待したい。

 

4.美術評論家アレッシオ・ガルヴァーニ氏

”空しい人生だからこそ永遠の愛を祈る人間の尊さ” まずドーム型の背景が印象的だ。
画面上の視的効果を導いている。
森の中で愛を誓う男女はたった今結婚したところなのか。
百合の花と共に天から降り注ぐ、まばゆい黄金の光が祝福を表現している。
二人の表情は、厳かさをもって天を見つめ、これからの長い幸せな生活を願っている。
それはどこまでも深い森の奥行きによっても、愛の深淵さを感じさせる。
人生はしかし、ファンタジーのようなわけにはいかない。
望み通りにはいかない空しさを誰もが知っている。
だから真剣に祈ることが尊いのだと「ETERNAL WEDDING」という題とともにこの絵は語っている。
テンペラ画と油彩の混合技法による板絵だという。
尋常なことに甘んじていない作者である。

 

5.美術評論家 長谷川栄氏

(文/長谷川栄:東京国立博物館名誉館員,品川区O美術館館長,おかざき世界こども美術博物館館長)

至上の楽園へと誘う独自のテンペラ画 モニュメンタルな壁画風作品で得意なテンペラを主体に板状に描き、構成も舞台上に幸福なヒロインやヒーローの登場を見るような燦然と輝きわれわれを楽園へと誘っている。「Eternal Wedding~」と題した作品はアーチ状の空間にホリゾンライトの陽光と華やかな花々に祝福されたふたりがバレエの姿で登場、ベーゼを交わしている。「幸福への愛の虹」もハートの空間に愛の虹の橋が架かりふたりの愛を強く結んでいる、「勝利の復活」は勇ましく逞しい好青年のパワフルな姿を象徴的に描いた。何れも得意なテンペラの傑作である。

 

 

6.美術評論家 フィリップ・グロウ氏


このテンペラの魅力は、他には決してないものです。 ヨーロッパ的な格調と日本の美意識が見事に調和しています。 その独自の色彩感覚は、決して他では見られません。
またその世界に出遭えることを心から望みます。


L’ami eternal Avec toutes mes amities

7.Art Curator Camilla Gilardi

Art must be an expression of love, or it is nothing.” (Marc Chagall)

Unconditional love – this is the main topic of Yuko Sagisaka’s works. Love towards oneself, towards

others, towards the nature that surrounds us. Yuko is a contemporary Japanese artist who wants to honour

classical techniques used in the Middle Ages and the Renaissance: the classical tempera technique with a

gold background and oil painting and tempera technique. Her mission is to spread positivity, serenity, and

hope through her works of art. Her paintings want to be a caress for those who look at them, a light in the

middle of the darkness that indicates the way to salvation. In “Daybreak-The Time of Dawn” (2022) is

represented the moment in which the night makes room for the day: the moon gives way to the rising sun

and warms the Earth. Dawn is a metaphor for positive events that follow dark periods, such as the

rainbow is born following a storm. In “A Prayer for Rebirth” (2021) a moment of prayer is depicted to

wish a bright future to every person who has suffered, struggled, and is getting up. Around the

protagonist shines a strong light that wants to reach the heart of every man. At the centre of “Dragon god

-Ryujin Kannon” (2022) we see the god of the sea, who turns his gaze towards the viewer. He is a good

god, ready to help the people when difficulties arise. For Yuko, art is a tool with which to spread

profound messages, beauty, and peace.

 

 

芸術は愛の表現でなければならない、さもなければ無である”(マルク・シャガール) (マルク・シャガール)

 

無条件の愛、これが匂坂祐子の作品の主題である。自分への愛、他者への愛、周囲の自然への愛。

自分への愛、他人への愛、私たちを取り巻く自然への愛。現代日本のアーティストである優子は、中世の古典的な技法に敬意を払いながら

中世からルネッサンスにかけて使われた古典的な技法である金地テンペラや油絵、テンペラ画に敬意を表しながら

油絵とテンペラの技法です。彼女の使命は、作品を通じて、ポジティブ、穏やかさ、そして希望を広めることです。

彼女の使命は、作品を通じて、前向きさ、穏やかさ、そして希望を広めることです。彼女の絵は、見る人に愛撫を与え、暗闇の中で道を示す光でありたいと願っている。

暗闇の中で救いの道を示す光でありたいと願っている。夜明け-The Time of Dawn」(2022)では、夜が明ける瞬間が表現されています。

月が昇る太陽に道を譲り、地球を暖める瞬間です。

月が昇る太陽に代わり、地球を暖める瞬間です。夜明けは、嵐の後に虹が生まれるように、暗い時代の後に起こるポジティブな出来事のメタファーです。

嵐の後に虹が生まれるように。再生の祈り」(2021年)では、次のような祈りのひとときが描かれている。

苦しみ、もがき、立ち上がるすべての人に、明るい未来を願って。主人公の周りには

主人公の周りには、すべての人の心に届こうとする強い光が輝いている。龍神観音 “の中心には

-龍神観音≫(2022年)の中央には、見る者に視線を向ける海神がいる。彼は善良な神であり

良い神であり、困難な状況にある人々を助ける準備ができている。優子にとってアートは、深いメッセージや美、平和を伝えるためのツールである。

深いメッセージ、美、そして平和を伝えるツールなのです。

 

アートキュレーター カミラ・ジラルディ