こんにちは!
世界の平安を願って、弥勒菩薩を描きました。
弥勒菩薩:遠い未来に人々を救うことが約束されている釈迦を継ぐ者
弥勒とは古代インドではマイトレーヤと呼ばれ、慈悲から生まれた者を意味しています。仏となることを約束されているため、弥勒仏・弥勒如来と呼ばれることもあります。釈迦が亡くなられてから56億7千万年後に仏となりこの世に現れ、釈迦の教えで救われなかった人々を救済するといわれています。
中宮寺本尊 国宝菩薩半跏像( 寺伝如意輪観音)を参考に、慈愛あふれる弥勒菩薩のイメージで描いてみました。
弥勒菩薩の制作過程をご紹介いたします。
1.下描き転写、墨入れ
2.赤ボーロ(箔下とのこ)を三層塗った後、メノウ棒で磨き、その上に4層目の赤ボーロを塗ります。
3.金箔張り、卵黄テンペラ絵の具で固形色を彩色
赤ボーロの上に膠水を塗って金箔を貼っていきます。
金箔を貼り終えたら、卵黄テンペラと水・顔料で錬ったテンペラ絵の具で彩色していきます。
4.金箔の上にテンペラ絵の具で背景と水連を描いていきます。
5.細部は腕鎮を使用して描き込んでいきます。
6.完成。
仏像シリーズの次の作品は、阿修羅像を制作中です。
どうぞお楽しみに!
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